高田由良の日記

ギリ健おつかいブログ編

校則について

高田由良と申します。

これから今までの自分の人生を振り返る投稿をしていこうと思います。

今回のテーマはタイトルにある通り「校則」についてなのですが、

今しがたTwitterのホームをスクロールしていたところ、Yahooニュースの「眉整え大会(これがもう何?)出られず 校則に憤り」という見出しの記事が目に映り、高校生の時の記憶を思い出したのでブログに書こうと思います。

よく、「学校の校則は理不尽」だとか、「何の意味がある」とか、「個性が失われていく」とか、

それに対して「校則や規則を認知し、了承した上で今の学校に入学したんだろう。嫌なら転校すれば良い」等の意見がネットで散見されますが、よくよく考えたら自分って、大雑把に言えば校則が理不尽なのもあって転校したんだなと思いました。

ここから校則についての理不尽体験談を書いていこうと思います。

 

私が高校を転校したのは高3の9月でした。

それまで商業高校に通っていたのですが、商業というだけあって制服がダサいということのみならず校則がとても厳しかったです。

中でも頭髪について。

大体年に4.5回(時期は各学期の始業式の後とか)頭髪検査が行われるのですが、

自分は生まれつき癖っ毛が凄くて、当時は縮毛矯正もしたことが無かったので襟足が跳ねてたりしてました。

私の癖っ毛が酷いのは入学時から変わらない事実なはずなのですが、何も弄っても居ないのになぜか一年時には何も言われず、よく引っかかるようになったのは高二の冬くらいからでした。

今思えば進路を決める大事な時期が近づくにつれ検査が厳しくなっただけにも捉えられますが、入学時から許されてきた生まれつきの体質が今になって拒絶され、何をどう改善すれば良いのか当時の自分には分かりませんでした。

担任の先生に、もっと(髪の毛を)すいてきたら? と言われたので、家に帰って母親に「頭髪検査で引っかかって、髪の毛すいてこいって言われた」と言われたままに言ったところ、母親からは「どうせただ髪の毛切りたいだけでしょ?あと3ヶ月するまで美容院行かないよ」と言われ、先生に言われたんだと強調しても全く話が通じず、

半ば投げやりに、自分でハサミを使い短くしようとしたところ、母親にみつかり、「だからぁ、何で自分で切っちゃうの!?変になるからダメって言ったでしょうが」と怒鳴られ、

ならそっちが切ってよ、と涙目になりながら訴えるも、「だから素人が切ったら見た目変になるからダメって言ってるの、美容院まで待ちなさいよ」と言われ、

私「だから頭髪検査で引っかかったからまた再検査の時が来るからそれまでに切らなきゃダメなの!」と強い口調で言ったところ、

「なら千円カットでも行ってこいや」と1000円札を放り投げられました。

翌日は丁度土曜だったので、昼から父親と、ベイシアの中にある千円カット屋さんに行き、

「前髪と襟足をすいてほしいんですけど」と注文したところ、

「切るだけならできますけどすくのはできないです。あと切るのもちょっと切るだけならできます。」と条件を提示されました。

千円カットに行ったのはこの時が初めてだったので、当時の自分は、「あぁ、千円だけだとここまでしかやらないってことね。」と千円カットの融通の効かなさに腹が立っていたのを覚えています。

結局前髪を謎にぱっつんにされただけで放たれて、再検査前に泣く泣く先生に、「母親に言っても中々話が通じなくて困ってます」と相談もしましたが、「今日もっかい話してみて」と言われるだけで終わり、知恵袋にも藁にもすがる思いで相談を投稿した覚えがあります。

(ちなみに回答は「学校側が悪い」が大半でした。)

きたる再検査当日、放送で言われた時間に職員室に訪問し、近くにいた学年主任に、「再検査で来ました」と用件を伝えたところ、「まずは時間を取らせてすみませんだろうが!」と怒られました。

奥から担任が出てきて、「まぁまぁ」というような面持ちで案内され、結果は再々検査でした。これが高三の春頃だったかの記憶です。

この時からこの学校ではもう頑張りたくないないなあと思ってしまいました。

必修内ではありますが日商の三級も取れていたので、転校したこと自体に悔いはありませんでした。